オーナーの徳永ラウェイでございます。
さて今回は翻訳アメコミ、特に今からアメコミに手を出そうという皆さん向けのお話です。
アメコミブームと言われてはや数年、今や翻訳アメコミは月数冊は確実に出るという非常にありがたい状況となっております。
しかし、あまりにも膨大な出版数となり、今から購入を考えている方の中には、
「多すぎてなに買っていいかわからない」って方もやはりいらっしゃると思います。
そんな迷えるビギナーな皆様に、「こういうアメコミとの付き合い方もあるよ」というお話を以下より述べさせて頂きます。
◻︎全部読まなくてもいい
‥当然ですが、けっこうココでつまづくヒトもいらっしゃいます。
アメコミは「出版社を同じくするヒーローたちは同じ世界観を共有する」という特徴を持っています、が
例えばDCコミックのファンもDCの出版物全部買っているワケではありません。(世界中探したら、まあいるでしょうけど)
「コレ読まないとファンとは名乗れないんじゃ‥」みたいな心配は捨てましょう。
オーナーはこの世に存在するバットマンコミックの数パーセントしか読んでおりませんがバットマンファンと名乗っております。
ファンの間でよく話題に上がる「オススメ」や「鉄板作品」はもちろんありますが(私もよく勧めます)、別にその作品を読まなくても薦められた作品に対して好意的な感想を持たなくても良いです。
そりゃ確かに1冊読んで全てがわかるワケではないです。でも別に全てを理解したような発言を世界発信しない限りは誰の迷惑でもありませんし、
別に勉強じゃないんですから自由にやりましょう。
オーナーである私も読んでないコミックなんて星の数ほどあります。
(というか、数年ファンやってると絶対読んでるコミックに偏りが出てきます。)
「表紙カッコいい」とか「映画でキャラ気になる」とか「ちょっと安かった」とかでいいんです。
まず1冊買って、そこでお話が気になったら続刊を買ったり、そのお話を書いたライターさんの作品を買ったり‥
好きなキャラが出たら、そのキャラの出てる別の作品を買ったり‥
ご自分の予算、時間と相談しながらマイペースに楽しみましょう。
◻︎SNSを駆使しよう
「そんなコト言われても、なにが面白いか判らんし‥」という方もいらっしゃると思います。
「とりあえず1冊買おう」って私みたいなのに言われても
なんかオタクにウザがらみされた。みたいな気持ちになるかもしれません。
そんな時は人類の英知、SNSを駆使しましょう。
アメコミ翻訳に携わっている出版社様や翻訳家の皆様は精力的にSNSで告知や作品の良さのアピールをされている方が多くいらっしゃいます。
※比較的ツイッターが多い印象です。まだアカウントお持ちでない方はこの機会にいかがでしょう?
※というか皆さんツイッターやりましょう。ウチの告知もツイッターが多めです。
‥「はじめの1冊」の吟味のためにSNSで情報を仕入れて、そこで絵なりハナシの筋書きなりを調べて
「自分のフィーリングに合いそう」と感じたものを買うのもアリだと思います。
また翻訳アメコミ界は出版側とファンの距離が比較的近いジャンルですので、自分の感想がダイレクトに伝わりやすいです。
この距離感に戸惑う方もいるかもしれませんが、好奇心さえあればどんどん好きな情報が入ってきて、自分の要望を伝えやすい、というのは大きな美点だと思います。
◻︎おわりに
‥総括すると「ビビらず自分が好きなもの自分で調べて買いましょう。」という非常に乱暴な結論になりましたが、やはり趣味とは自由にやるのが1番です。
(友達作るためにやってます。とかだとちょっと変わってきますが‥)
もちろんCROSSOVERに来てもらったら、好みにあいそうなコミックのチョイスや相談にはご対応させて頂きます。
周りを気にせず、「貴方がスキな1冊」に少しづつ触れていって、ステキなアメコミライフを送りましょう。
CROSSOVER(営業中)
大阪アメリカ村の海外漫画カフェバー。漫画や映画、その周辺のカルチャー好きの社交場です。 MAIL: crossover07c@gmail.com
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